もうすぐ OS X Yosemite がリリースされますね。
早くアップグレードをしたい!iOS8 との連携機能も使いたい!いやいやフラットデザインでしょ!
という方も多いと思いますが、ちょっと一呼吸(ふぅ〜…)。
日々サポート業務を行ってますと、
「OS をアップグレードしたらソフトが起動しない!」
「ひとつ前の OS に戻したいんだけど、あー… バックアップを取っていない 泣」
というお声をよく聞きます…。
そんな目に遭わないためにも、アップグレード前にほんの小一時間ほどの隙間時間を使い、バックアップ作業を行ってみてはいかがでしょうか。
何度か act2 公式ブログでも TechTool Pro 7 の Tips を公開していますが、実はこの TechTool Pro 7 はバックアップツールとしても優秀なんです。
万が一に備えて、今のうちにお使いの Mac のバックアップを TechTool Pro 7 で実行してみてください。
TechTool Pro 7 ではボリュームクローン ツールを使用して二通りのバックアップが行なえるようになっています。
- ディスク全体の複製クローン
- ディスクイメージクローン
本日は「ディスク全体の複製クローン」方法になります。
まずは、ヘルプによると・・・TechTool Pro には、ディスク全体の複製クローン機能、またはディスクのすべてのファイルをバックアップドライブにコピーし、その後の変更されたファイルの同期を行うファイル同期クローン機能が搭載されました。もしクローン作成元として選択したディスクが起動ボリュームであった場合には、作成されたクローンからの起動も可能になります。むむっ!バックアップ先のデータは起動ディスクとしても起動が可能との事です。
百聞は一見に如かず、実際にバックアップを試してみましょう。
と、その前に。
まずは準備としてクローン元となるドライブと同じサイズ、もしくは若干小さなサイズの HDD をご用意ください。
- [ツール] < [ボリュームクローン] を選択
「コピー先:」にバックアップ先 HDD(今回は BK という名前を付けた HDD)と「複製クローン」を選択し、「ボリュームにクローン...」をクリック。 - コピー先の HDD のボリューム内のデータは消去され、コピー元のボリューム名と一致するように名称が変更されます、というダイアログが表示されますので、「続ける」を選択
- Mac の管理者パスワードを入力
- ボリュームクローン作業が始まります
- ボリュームクローン作業が完了すると、「ボリュームクローン結果」が表示されます
以上でバックアップ作業が完了です。
いや〜、この TchTool Pro 7 はハードウェアの診断・修復だけではなく、多種多様な使用方法があるので本当に奥が深いんです(その他の機能の詳細はまた Blog にアップしますね)。
しかもこのバックアップデータは、データの断片化が非常に進んでいる場合には、できる限りデータを最適化した状態でクローンを作成する事が可能なので、「ボリューム再構築が上手くいかない!」「eDrive が作成できない!」という時にも、最初にこのボリュームクローンを作成して、最適化されたクローンを復元させてあげる事でデータの断片化が解消する優れものなんです。
さぁ〜、準備万端。
早くこい Yosemite!
- テクニカルサポート TH
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