みなさん、こんにちは!
私、子供が 2 人いるのですが(5 歳と 3 歳)、来月は幼稚園の運動会があります。子供たちの赤組 vs 白組という至って平和なやり取りを横目に、父親たちは我先に自分の子供のベストショットを収めるべく、そこら中で場所取り合戦が繰り広げられます。私は、極力子供の写真は一眼レフカメラで撮影しています。この手のイベント毎はまさにこの傾向です。
最近、iCloud 写真共有という大変便利な機能を活用しだしました。親がガラケーから iPhone に、そして、うちの嫁さんも iPhone に機種変更し、この機能が有効活用できるようになったんです(iCloud の写真共有にアップロードされた写真やビデオの容量は iCloud ストレージを消費しない、という事を最近知ったのが大きいのですが^^;)。
あらかじめ共有アルバムを用意しておき、2 人を招待しておくだけで、この共有アルバムにボンボン写真を追加しておけば自然と共有できます。もちろん、私の Apple ID で紐付けされている全ての端末で、Apple TV があればハイビジョンテレビでも確認できます(こうして Apple のプラットフォームに侵食されていく訳です・・)
ここで一つ。iUSBport CAMERA 2 と連携した一眼レフカメラで撮影した写真でも iCloud 写真共有できないか?こう思ったのが今回の検証作業のきっかけです。
事前準備:iCloud 写真共有設定
まずは事前準備として iCloud 写真共有設定をしましょう。詳細は割愛しますが、Apple サイトにて確認可能です。
iPhone と iUSBport CAMERA 2 をアドホックモードで接続
続いて、撮影前に iPhone と iUSBport CAMERA 2 をアドホックモードで接続し、さらに一眼レフカメラと iUSBport CAMERA 2 の接続をします。カメラコントロール画面を出し、歯車アイコンの [設定] を開き、「自動ダウンロード」を ON(オレンジ色になれば ON 状態)にし、右下の「OK」を押します。
この状態でクライアントビューにて(一眼レフカメラにて操作)、バシバシ写真を撮影していきます。この時は iPhone はスリープにしなければポケットに閉まっていても問題ありません。すると、iUSBport CAMERA 2 に撮影した写真が転送され、iPhone の「写真」アプリに自動生成された「iUSBport」フォルダに保存されていきます。
※ 今回は iPad で iUSBport CAMERA 2 と接続しています
LTE 接続にて iCloud 共有アルバムに写真を追加する
ちょっとここで面倒な作業を挟むのですが、写真撮影が一息付いた段階でアドホックモードを解除し、iPhone を LTE 接続に切り替えます(出先での撮影を想定しています)。アドホックモードではネット接続状態ではないので、iCloud 共有アルバムに撮影写真を追加しても iCloud には転送されません。LTE 接続に切り替えた後、共有フォルダに追加したい写真を選択し、「iCloud で共有」を選択します。
続いて、共有される側の iPhone を確認してみましょう。自分が招待されている共有アルバムに写真が追加されると通知が来たり、バッジが表示されます。「写真」アプリの「共有」を開きます。
関連する写真の題名などが入力できます。また、追加先の共有フォルダも指定できます。
写真を共有する側の作業はこれで完了です。追加した写真は iCloud にアップロードされ、共有アルバムに自動追加されます。
共有される側の iPhone で写真を確認してみる
今回は「Photo」という名称のアルバムが共有アルバムになります。この「Photo」アルバムを開くと、先ほど追加した写真が確認できます。
検証を終えて
事前にアドホックモード接続をしたり、アップロードの為に LTE に切り替えたりなどのちょっとした手間があり、さすがに全自動アップロード → 共有までは実現できずちょっとクセがありましたね。また、撮影写真が自動ダウンロードされる iPhone 側のストレージの問題もあります。ただ、Wi-Fi 搭載されていない一眼レフカメラの場合には「あり」かな?と思った次第です。今までは外で撮影して、自宅に戻り SD カードを Mac に挿し、Mac に保存。Flickr 等にアップして、必要であればシェアしてっていう作業が、ワイヤレスで出先で全部完結できそうな点は便利そうです(私の一眼レフカメラは Wi-Fi 非搭載)。
また、iUSBport CAMERA 2 専用の「iUSBcam」アプリには、SD カード内の写真を読み込ませる機能があります。[設定] を開き、「全ての写真を表示」を ON にすると転送されてきます。
この機能を利用すれば、「撮影前に iPhone と iUSBport CAMERA 2 をアドホックモードで接続し、さらに一眼レフカメラと iUSBport CAMERA 2 の接続」という作業が不要になります。撮影後にアドホックモードで接続して、転送されてきたサムネイルを確認し、必要な写真をダウンロードしていけば今回の検証の様な作業は実現可能です。
iPhone なり iPad なりに保存した一眼レフカメラで撮影した写真も、ワイヤレス環境でデバイスに保存して、各 SNS やクラウド写真管理サービスにアップが容易に可能です。
それでは本日はここまで。
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