Windows 7 , 8.1 のプロダクトキーを使用して、Windows 10 への無償アップグレードができる期間がとうとう今月末(7/31)となりましたね。手っ取り早く Parallels Desktop の仮想マシンに Windows 10 をインストールする方法を2つご紹介いたします。
意外と簡単に Windows 10 のインストールが可能なのです。
すでに Windows 7 , 8.1 を仮想マシンとして使用している場合
Paralles Desktop 11 から Windows 10 へのアップグレード機能が追加され、専用メニューから Windows 10 のメディアをダウンロードする事ができるようになりました。
後は指示通り進めば、既存の仮想マシンを Windows 10 へアップグレードする事が可能です。
ISO ファイルから新規仮想マシンとしてインストール
Microsoft が提供する Windows 10 ISO ファイルを用いて仮想マシンのインストールも可能です。この際、使用するプロダクトキーは Windows 7 , 8.1 のものを入力します。なお、この方法は完全な新規インストールとなりますので、Windows 7 , 8.1 の仮想マシンファイルが別途存在する場合、この仮想マシンファイルはバックアップとして残しておくことも可能です(ここが仮想化ソフトの便利なところです)。
- Windows 10 ISO ファイルをダウンロードします。
下記 URL にアクセスし、ISO ファイルをダウンロードします。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
エディションの選択では「Windows 10」を、製品の言語の選択では「日本語」を、ご自身の環境に合わせて「32-bit」か「64-bit」をお選びください。
※ ISO ファイルの容量は 4.2GB となります
メモ:
Windows 10 N
欧州委員会の要求を受けて用意されたエディション。Home Edition と Professional から Windows Media Player が除かれている。
Windows 10 KN
韓国公正取引委員会の要求を受けて用意されたエディション。
Windows 10 Single Language
1つの言語のみ実行できるバージョン。 - Parallels ウィザードにて新規仮想マシンとしてインストールします。
DVD/イメージファイルからWindows/その他 OS をインストールを選択し、続行へ
ダウンロードした ISO ファイルを選択し、続行へ
Windows 7 , 8.1 のプロダクトキーを入力し、続行へ
後は指示通り進めば、Windows 10 の新規インストールが可能です。
本日は手軽に既存の仮想マシン(Windows 7 , 8.1)から Windows 10 へアップグレードする方法、新規仮想マシンとして Windows 10 をインストールする方法をご紹介いたしました。
無償アップグレード期間ももうすぐ終了するので、Windows 7 , 8.1 のプロダクトキーを使用して Windows 10 へのアップグレードをしてみてはいかがでしょうか。
- テクニカルサポート TH
- Mac で Windows を起動する「もう一つの OS」Parallels の最新版 -
- act2 サポートポータル -
- Parallels Desktop 11 for Mac FAQ ページ -
こんにちは。
返信削除最近Parallels desktop 12を導入しました。
Windows10 proをインストールしようと思っているのですが、ブログにありますように自動認識してくれません。また手動でisoファイルを指定しても「検出されませんでした」となって先に進めません。何か他に対処の方法があるでしょうか?
最新版のOS Sierra 10.12です。