みなさん、こんにちは!
先月(2015.10.14)OmniFocus がバージョン 2.3 にアップデートされました。
Omni 製品を長らくご利用の方々はもうご存知かと思いますが、このアップデートでも一部 UI がまだ日本語化されていません。外国製品、特にアップデートがこまめにある製品に起こりがちなのですが、開発元での UI の日本語化(各国語へのローカリゼーション)のタイミングによってはアップデートで部分的に日本語 UI が英語に戻ってしまったり、特に新たに追加された機能の部分が英語のままだったりする場合があります。
今回の OmniFocus v2.3 の新機能のメインである列のカスタマイズ機能も、現時点では残念ながら英語表記のままです。そこで本日は、列のカスタマイズについて、英語の部分の日本語訳を添えながら、実際の操作方法について解説していきます。
まずは、早速レイアウトの切り替えをしてみましょう。ツールバーから「表示」をクリックすると、次のような吹き出しが表示されます。
黄色い枠で囲んだセクション、「Layout(レイアウト)」が今回の 2.3 アップデートで追加された部分になります。ここにある 3 つのラジオボタンで、表示しているパースペクティブのコンテンツをその場で調整できるので、とても便利ですよ。
OmniFocus 2 から導入された「Fluid(詳細)」レイアウト、このレイアウトではタスクの詳細 ー 期限、フラグ、コンテキスト、プロジェクト、メモ ー が一行にまとめて表示されます。
「Fluid(詳細)」レイアウト
各アクションについて、詳しくデータをチェックしたいなら「Fluid(詳細)」に切り替えます。
バージョン 2.3 から追加された「Custom Column(カスタム列)」レイアウトでは、タスクの詳細を好きなように選んで列に表示できます。それも Pro 版ではパースペクティブごとに設定可能なんです。
「Custom Column(カスタム列)」レイアウト
「Custom Column(カスタム列)」レイアウトのセクションから必要な項目にチェックを入れれば、すっきりと必要なデータだけをまとめて、かつたくさんのアクションを一画面に表示できます。
上記の例ではデフォルトで用意されているパースペクティブの中から「プロジェクト」を取り上げましたが、他のパースペクティブ、インボックスやコンテキスト、レビューなど、さらに OmniFocus Pro 版をご使用の場合は自分で作成したパースペクティブでもまったく同じ操作が可能です。
続いて、レイアウトセクションの一番上にある「Use Preferences(環境設定を使用)」についてです。
このオプションを選択すると、OmniFocus 環境設定の「Layout(レイアウト)」ペインでの設定に従って表示が行われます。ですのでカスタム列として、日頃よく参照するデータをこの環境設定であらかじめ絞り込んでおくのが良いでしょう。実際の作業では、その場その場でメインウインドウのツールバーにある「表示」ボタンでさらに必要な情報を表示させるというやり方が効率的です。
OmniFocus 環境設定の「Layout(レイアウト)」ペイン
ここであらかじめ日常的に使用したいレイアウトを設定しておきます。
最後に、OmniFocus Pro 版をご利用の場合のみになりますが、パースペクティブごとに今ご紹介したレイアウトの細かな設定が可能になっています。「パースペクティブ」ウインドウ(パースペクティブ>パースペクティブを表示)を開くと表示オプションと同じようにレイアウトの細かな設定が行えます。
やるべきことをやる。これがなかなか難しいものです。たくさんやるべきことを抱えている我々が、できる限り効率的かつ、忘れずに大小の To-do を処理するには、それなりの道具が必要です。細かな表示設定でカユいところにまで手が届く OmniFocus を使いこなせば、大量の To-do も見落としなく、必要なものを必要なときに処理できるようになること請け合いです。
それでは本日はここまで。
テクニカルサポート - TH
- 生産性向上を支援する最高峰ツール、OmniFocus -
OmniFocus 2 詳細・ご購入
- 関連情報 -
OmniFocus 2 アップデート履歴
- act2 サポートサイト -
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