2015年7月30日木曜日

Parallels Desktop 10 の仮想マシンから Windows 10 へのアップグレード方法


みなさん、こんにちは!

昨日(7/29)、Windows 10 の正式リリースを迎え大変な賑わいですね。こちらのブログを拝見いただいている方は Mac ユーザで、かつ  Parallels Desktop 10 で Windows をご利用されている方も多いかと思います。

昨日ですがこんな FAQ をアップしました。 私の仮想マシンの Windows 8.1 Pro では事前予約ができていたのですが、ディスプレイアダプタの問題でアップグレードができずにいました。ですが、ネットを見ていると Parallels Desktop の仮想マシンで Windows 10 へのアップグレード完了報告がちらほら・・・調べてみると Microsoft が提供している Windows 10 ISO イメージからならアップグレードできるという情報があり、早速試したところ・・・


無事、Windows 10 へのアップグレードができました。
では、分かりやすくアップグレード手順を説明していきます^^


※注意
● まだ Windows 10 自体のバグが多く残っているようですので、アップグレードは自己責任でお願いいたしますm(__)m
● 事前に仮想マシンのバックアップを行ってください。[書類] > [Parallels] フォルダ内の「※※※※ .pvm」がバックアップ対象になります。

  1. Parallels Desktop 10 の仮想マシン(Windows 10 へのアップグレード要件を満たしているもの)で Microsoft ソフトウェアダウンロードページにアクセス
  2. 32 ビット or 64 ビット、どちらかを選択


    ※ダウンロード前に「はじめに」をお読みいただき、空き容量などをしっかりご確認ください
  3. [はい] を選択します

  4. 上書きアップグレードであれば「この PC を今すぐアップグレードする」を、USB メモリなどにディスクイメージを作成するのあれば「他の PC 用にインストールメディアを作る」を選択します


    ※今回は上書きアップグレードをしたので、「この PC を今すぐアップグレードする」を選択しました
  5. Windows 10 のダウンロードが始まります


    ※2 〜 3 分でダウンロードが終わりました
  6. ダウンロードが完了したら、メディア作成が始まります


    ※4 〜 5 分でメディア作成が終わりました
  7. ライセンス条項を確認し、[同意する(A)] を選択します

  8. 更新プログラムのダウンロードが始まります

  9. しばらくすると、インストール準備が完了します



    「引き継ぐものを変更」をクリックすると、どのデータを引き継ぐかが選択できるようになっています。こちらは任意のものを選択してください。

  10. 9. で引き継ぐ項目を選択し、[インストール(I)] を選択するとインストールが始まります

     

    3 〜 4 分後に再起動されます

  11. 再起動後にアップグレードが始まります






    ※3 度再起動され、約 20 分ほどでアップグレード作業終わりました
  12. アップグレード作業終了後、「ようこそ、こんにちは」画面になり、サインインします




    ※この段階では Parallels Tools がインストールされていないので、解像度やマウスの挙動はおかしいですが、正常な動作となります
  13. サインイン後、PC セットアップが始まります

  14. セットアップ後に Parallels Tools のインストールが始まり、インストール後に再起動します

  15. 再起動後にアップグレード作業は完了します


以上で完了です。現在 Parallels エンジニアチームがさまざまなテストを行い、Parallels Desktop の仮想マシンから Windows 10 へのアップグレードする推奨手順を探っているようです。現段階では、今回紹介した手順は非公式のアップグレード手順となります。

※ 7/30 14:07 追記
Coherence モードが正常動作せず。

※ 7/31 10:13 追記
パラレルス社 英文 KB にも同様の手順(ISO イメージからのアップグレード)がアップされていました。昨日(7/30)、act2 からいちはやくお届けした手順が公式アップグレード方法になります。「Windows 10 予約アイコンがでない」「Parallels Display Adapter(WDDM)に起因する "この PC は Windows 10 を実行できません"」というエラーの場合はこちらの手順をご参照ください。

※ 8/19 15:14 追記
OS X El Capitan・Windows 10 に対応した「Parallels Desktop 11 for Mac」のリリースをしました。新機能等は「act2 サポートブログ -【速報】どこよりも速い!ベールを脱いだ Parallels Desktop 11 for Mac の全貌」にてアップしています。

それでは本日はここまで。

テクニカルサポート - TH

- Mac で Windows を起動する「もう一つの OS」Parallels の最新版 -


- 各種製品 FAQ ページ -

8 件のコメント:

  1. この通りの手順で、インストールできました。
    一回目の起動時にはwindows10はちゃんと起動したのですが、シャットダウンして二回目の起動では、画面が真っ黒のまま。
    書類-parallelsの中を見ると、windows7のまま。

    うんともすんとも言わなくなってしまったので、ゴミ箱にwindows7を入れて、windows7の再インストールから始めます。

    もう一度windows10のインストールに挑戦するとき、気をつけるべきことがあれば、教えてください。
    また、wiondows10のインストールの時に、僕がしてしまったかもしれないミスで、act2の方々が想定できるミスがあれば、教えてください。

    お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。

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  2. すいません、重ねてコメント。
    私のマシンの状況は、下記でコメントさせて頂いたときと、変わっておりません。

    Parallels Desktop 10 の仮想マシンで Windows 10 への無料アップグレード予約

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    1. 申し訳ありません。大変お手数ですが、下記 URL よりサポートリクエストを送信ください。

      https://act2inc.zendesk.com/hc/ja/requests/new

      よろしくお願い申し上げます。

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  3. 昨日Parallels Desktop 10 の仮想マシンで Windows 10をインストールしましたが、なぜ画面が4:3で、フルスクリーンで表示されないため、元に8.1に戻しました。 Parallels Display Adapter(WDDM)の表示の影響なのでしょうか。

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  4. 昨日Parallels Desktop 10 の仮想マシンで Windo10をインストールしましたが、画面サイズ4:3でフル画面表示にさえなかったので、8.1に戻しました。
    Parallels Display Adapter(WDDM)が出ている影響なのでしょうか。

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  5. 質問です。
    上記の通り進んでいたところ、手順の「6」で止まりました。
    ParallelsDesktop上のWindows8.1のシステム設定上の「RAM」容量が1GBのため、64bit版のWindows10にはアップデートできないというモノです。
    ParallelsDesktop上のWindows8.1のシステムの「RAM」容量を2GBに変更するやり方を教えていただきたいというモノです。
    ド素人ユーザー

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    1. FAQ に該当ページがありますので、こちらをご確認ください。

      ◎ 仮想マシンへ割り当てるCPUのコア数とメモリサイズの変更方法
      https://act2inc.zendesk.com/hc/ja/articles/206371935

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  6. 途中まではうまくいくのですが、「 Windowsをアップグレードしています」の途中10%くらいになった時点で「以前のバージョンの Windowsを復元しています」に画面が変わり、「Windows10をインストールできませんでした。お使いのPCはWindows10のインストールを開始する直前の状態に戻りました。0x80070070-0x2000C
    APPLY_IMAGE 操作中にエラーが発生したため、インストールはSAFE_OSフェーズで失敗しました」となってしまいます。2回トライして同じ結果です。やはりParallels11にしないとダメなのでしょうかね?

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