2015年3月5日木曜日

Mac のメンテナンスツールの決定版、TechTool Pro 8 登場!


みなさん、こんにちは!

本日、北米市場にて Mac 用総合メンテナンスツール「TechTool Pro」の最新版バージョンである TechTool Pro 8(テックツールプロ 8)がリリースされました。早速 β 版をインストールしてみましたので、本日は新機能を中心にご紹介いたします!


新機能


TechTool Pro 8 では旧バージョンではできなかった、より詳細なハードウェアのテストが可能となっています。まずは新たに追加された機能を確認していきましょう。
  • 内蔵ファンのテスト
  • 各種内蔵センサーのテスト
  • MacBook の内蔵バッテリーのテスト
  • Protogo 機能の統合
新機能としてはこちらの4点になります。では順番に確認していきたいと思います。※新機能はまだ日本語化がされていませんでした。

内蔵ファンのテスト


今まで Mac を使用していて、筐体やパームレストが熱くなった経験は誰しもがあるかと思います。そこで内蔵の冷却用ファンの出番な訳ですが、この冷却用ファンは温度により最適な回転数で動作するように設計されており、しっかりと機能していることはとても重要なんです。新たに追加された内蔵ファンテストは、みなさんが使用している Mac の冷却用ファンを最高の状態で実行できるように、能力とスピードを確認します。

テスト項目に内蔵ファンのテストが追加されています。


右下の「Run Fan Test」をクリック。


テストを実行するとファンが「ブォーーーン」と回りだし、ほんの数秒で終了。私が使用している iMac 5K は問題ないようです。


各種内蔵センサーのテスト


TechTool Pro 8 ではプロセッサやキャッシュなど、マザーボードの主要コンポーネントをテストできるようになりました。各種内蔵センサーのテストでは 100 以上の電気および温度センサーのテストを実行します。これらのセンサーのいずれかが許容動作範囲外の値をした場合は、小さな問題が大きくなる前に必要な処置をとることができます。


右下の「Run Sensors Test」をクリック。


こちらのテストも数秒で終了しました。問題ないようです。Mac が正常な動作を行うためにはこのセンサーテストは重要ですね。


MacBook の内蔵バッテリーのテスト


MacBook Air / Pro はバッテリー駆動で使用していると思います。バッテリーは消耗品ですね。TetchTool Pro 8 では簡単にバッテリーの健康状態をチェックできるようになっています。こちらもテスト項目にバッテリーチェックが追加されていますが、デスクトップでは非表示になっていましたので、MacBook Air 13インチでテストをしてみます。


右下の「Run Battery Check」をクリック。


バッテリーも問題ないようです。私の MacBook Air 13インチ は設計容量は 7150 mAh で、残/総容量が 6833 mAh でした。バッテリーの使用可能容量が 95.6 % なのでまだまだ大丈夫ですね!


Protogo 機能の統合


TechTool Pro 8では、今まで独立していた(別製品)Protogo の機能が統合されました。が、この機能がない?!探すこと 2 〜 3 分、やっと発見!


メニューバーのモードにありました...。


TechTool Protogo を起動するとアプリケーションアイコンがドッグに出てきました。Protogo は独自のプロファイルを作成し、カスタマイズされた緊急用テストシステムディスクを作成することができます。USB メモリなどにこのプロファイルを作成することで、モバイル診断・修復ツールとしても使用が可能です。TechTool Pro 8 への統合により、Protogo 自体のバージョンも 4 から 5 にバージョンアップしているようです。

動作環境は OS X 10.8 以降( OS X 10.10 Yosemite 対応)で、1 GB 以上の RAM 、Intel CPU を搭載した Mac になります。現在サポートチームでは検証を続けていますが、日本語対応版のリリース予定日は、ダウンロード版 2015年3月27日(金曜日)、パッケージ版はダウンロード版発売より1ヶ月後を予定しています。

以上、TechTool Pro 8 の新機能のご紹介でした!

それでは本日はここまで。

テクニカルサポート - TH

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